日本政府が発表!!2016年アジア経済見通し Part1

2016年初、日本政府のアジア経済見通し!!(第一弾)

 

●中国 : 社会科学院、成長率は、6.6%か〜6.8%に鈍化の予測

⇨2016年の中国経済について、7.0%は下回るものの6%台後半との見方が大勢を占めている。「新状態」に適応するための構造調整が加速する中、政府は中高速成長の維持のため、5つの発展理念の堅持に取り組むとしている。中国社会科学院が2015年12月に発表した経済予測では、2016ねんの成長率を6.6%〜6.8%と、015年の7.0%前後からさらに鈍化するとみている。

 

●台湾 :世界経済の回復で2.3%成長と予測

⇨行政院主計総処(以下、主計総処)は、台湾の2015年の実質GDP成長率を1.1%、2016年は世界経済が回復を見込んで2.3%と予測した。また、台湾のシンクタンクは2016年の予測を1.8~2.3%としている。

 

●香港 : 外部環境の先行き不透明、各機関の見方分かれる

⇨2015年の香港の実質GDP成長率について、香港特別行政区政府(以下、香港政府)、国際機関およびシンクタンクなどは2014年並み、もしくはやや減速すると予測している。2016年の成長率については、外部環境の先行きが不透明な中、各機関の見方は分かれている。

 

●シンガポール : 1.0~3.0%と控えめな成長が続く見込み

⇨シンガポール貿易産業省(MTI)によると、2016年のGDP成長率は1.0~3.0%と、前年と同様の「控えめ」な成長になる見通しだ。中国経済の減速など、外部需要の改善が見込めないとし、世界経済の先行き不透明感が深まる中、シンガポール経済の行方について慎重な見方を示している。

 

●タイ : 景気対策で3.0~4.0%成長を見込む

2015年のタイのGDP成長率は、当初見込みより低い2.9%にとどまる見通しだ。2016年の見通しは成長率3.0~4.0%で、景気対策と大型インフラプロジェクトの実施により、成長が加速することが期待されている。世界経済状況の改善や通貨バーツ安も好材料になるとみられる。2015年8月以降、経済担当副首相をはじめ経済閣僚を一新しており、その手腕にも注目が集まる。

 

●インドネシア :政府目標は5.5%成長

2016年の経済見通しは、インドネシア政府が実質GDP成長率5.5%を目標とする一方で、IMFは5.1%、世界銀行は5.5%、アジア開発銀行(ADB)は5.4%と予測している。輸出の5割強を占める一次産品の市況回復が見込めない中、政府の経済刺激策や引き続き旺盛なインフラ投資に注目が集まる。

 

●フィリピン : ADBの成長予測は6.3%、内外需とも堅調

2016年のフィリピン経済は、輸出の回復が見込まれることに加え、以前から堅調な個人消費や投資などの国内要因が維持されるほか、大統領選挙に伴う景気浮揚効果も期待され、上向くと見込まれる。アジア開発銀行(ADB)は2016年の成長率を6.3%と予測している。

 

●ベトナム :成長率目標は6.7%、インフレ率5%以下に

⇨ベトナム政府は2016年の実質GDP成長率の目標を6.7%、消費者物価指数(CPI)上昇率を5.0%以下に設定した。2015年が工業分野を中心として経済が成長したのと同様に、2016年もその勢いが続くとみられている。しかし、景気拡大に伴う貿易赤字や、通貨ドンの大幅な切り下げの可能性など、不安要素も出ている。

 

●マレーシア : 1〜9月の製造業外国投資は、50.8%の大幅減少

⇨マレーシア投資開発庁(MIDA)の発表(2015年12月)によると、2015年1〜9月の製造業分野における外国からの直接投資は、前年同期比50.8%減と大幅に減少した。業種別では拡張投資を中心に電気・電子製品が、国、地域別では香港の投資額が最も大きかった。

 

 

個人的な見解なのかもしれませんが、これからは東南アジア・南アジアの時代がやってくると感じています。上記日本政府の見通しからも感じとれると思います。

資産を、守るのでは無く攻めて攻めて攻めまくる方も、弊社は全面的に応援いたします。

 

既に弊社K2代表河合が3つの入門書(マニュアル)を書いていますので、まずはそちらをご一読いただけるといいと思います。

『海外口座入門書(マニュアル)』はこちら(無料)

『オフショア資産管理口座入門書(マニュアル)』はこちら(無料)

『スイスプライベートバンク入門書(マニュアル)』はこちら(無料)

SNSでもご購読できます。