日本政府が発表!!2016年アジア経済見通し Part2

2016年初、日本政府のアジア経済見通し!!(第二弾)

 

韓国 : 韓国銀行予測は3.2%成長

韓国銀行(中央銀行)は2016年の実質GDP成長率を3.2%と予測した。成長に
対する支出部門別の寄与度については、内需の寄与度が輸出の寄与度を上回る
と見込んでいる。

 

カンボジア : 建設・サービス業への投資が牽引、6.9%成長続く

世界銀行は2015年10月1日に「カンボジア経済アップデート」を発表した。
それによると、2016年のカンボジアの実質GDP成長率は6.9%の見込み。2015年
の成長率も6.9%の見通しで、5年ぶりに7.0%を下回る。同行は、建設・サー
ビス業への投資は依然として旺盛で、これらが引き続き経済成長を牽引すると
しながら、労働争議や中国経済減速の影響など下振れリスクも指摘している。

 

ラオス : 成長率7.0%の予測中国の経済減速が影響も

2015年10月4日に発表された世界銀行の東アジア太平洋地域の経済見通しに
よると、2016年のラオスの実質GDP成長率は7.0%になると予測している。なお、
2015年の成長率見通しは6.4%で、2004年以来となる7.0%割れの見込みだ。世
界銀行は、中国やタイ経済の減速がラオスへの投資や貿易に影響をもたらす可
能性がある、と指摘している。

 

ミャンマー : 引き続き高い成長率、8.4%とIMF見込む

IMFは、2016年の実質GDP成長率を8.4%と見込む。ミャンマーは2015年11月
に実施された総選挙の結果により、2016年初頭には国民民主連盟(NLD)への
政権移譲が行われる予定だ。アウンサンスーチー氏の悲願である真の民主主義
国家の樹立に向かう2016年は、これまでの野党から与党となるNLDの真価が問
われる1年となりそうだ。

 
インド : 国際機関は成長率7%台後半と予測

インフレが落ち着きをみせ、インドの2015年度(2015年4月~2016年3月)
第2四半期までの経済成長率は7%台と好調だ。国際機関は、2016年度成長率を
7%後半と予測する。モディ政権は、上・下院のねじれの中、進出企業にとって
もメリットが大きい物品・サービス税(GST)導入といった重要法案の改正でど
のように成果を出せるか、注目が集まっている。

 
パキスタン : 中パ回廊計画の経済効果を期待、5.5%成長目指す

政府は2015/16年度(2015年7月~2016年6月)の経済成長目標を5.5%とし
ている。治安改善や消費意欲の高まりといった好材料がみられる一方、エネル
ギー不足による工業生産の失速は解消されていない。他方で、中国パキスタン
経済回廊(CPEC)計画による経済効果に期待が高まっている。

 

 

バングラデシュ : 課題は山積みも、6%超の成長維持を見込む

バングラデシュでは、政情不安、エネルギー輸入に伴う貿易赤字の拡大、イ
ンフラの未整備など課題が山積している。しかし、旺盛な内需と堅調な輸出に
支えられて、2015/2016年度の経済成長率は6%台後半~7%と予測されている。

 

 

スリランカ : 政治の安定で6.5%成長と強気の予測

2つの国政選挙(大統領選挙と国会総選挙)があった2015年のスリランカ経
済は、建設分野を中心に活動がやや低調気味だった。2016年はその反動もあり、
選挙後の政治的安定から国内外の投資家の投資意欲が高まり、6.5%成長になる
と政府側は見込んでいる。2016年のスリランカの成長率について、世界銀行は
5.6%、IMFは5.5%と予測しており、政府側の方が国際機関を上回る強気の予
測となっている。

 

個人的な見解なのかもしれませんが、これからは東南アジア・南アジアの時代がやってくると感じています。上記日本政府の見通しからも感じとれると思います。

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